看護物語

終末期患者と過ごす時間 ~笑顔が見たくて~

2016.07.06

2F療養病棟

肺癌の終末期の状態となり自宅生活をあきらめ、自宅も処分・墓地の購入をし、最期の時を迎える準備をして、病院で終末期を過ごす事を決意した患者は、病状の進行により、時々涙を浮かべ、昔の波乱万丈な生活の話をしたり、家族の事を話ししてくれました。「死ぬのが怖いの」

終末期の日々を不安な気持ちで過ごしていた患者から、ある日「焼肉が食べたい」「誕生日まで生きたい」と言葉が聞かれた。

余命短い患者に、楽しい思い出を残したいと考え、焼肉パーティ・誕生日会を企画しました。

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胸水が溜まり、酸素吸入が必要な状態になりましたが、病院内のラウンジを貸切、焼肉パーティー・病棟内でケーキ・フルーツでお誕生日パーティーを行いました。

 

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この数日後、ご家族に見守られ最期を迎えられました。

これからも患者に寄り添い、他職種連携をして患者様がその人らしく過ごせる為のケアを行いたいと思います

※画像の修正は、息子様の母の嬉しそうな表情は、このまま使って下さいとご希望で行っていません